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老化

俳句フォトエッセイ

じつとして時待ちをれば春の声

ギックリ腰は動かないのが一番。医者に行ってもどうにもならない。諦めて一日寝ていたら、どうにかゆっくり動けるようになった。体の不調は突然やってくる。10年前、朝起きたら突然顔面神経麻痺になっていた。唇の半分が動かない。ストローで水も吸えない。笑っても顔が歪む。顔面神経麻痺の治療は、初期の大量のステロイドの投与が成否を分けると知った。既に妻が認知症を発祥してをり迷ったが、思い切って入院することにした。ステロイドの点滴を行い、ブロック注射を毎日打った。退院の時が来ても顔面麻痺は一向に治らなかった。「本当に治るのか」不安があった。

俳句フォトエッセイ

梅雨明を今か今かと石畳

写真をよく見ると石畳の色が違うのがわかるだろうか。色の違う部分は、つい先日掘り返して工事をしていた箇所である。しかし、一日で元の石畳に戻っている。実はカッターで切れ目を入れて石畳調にしているのだ。丈夫だし、見た目も良い。ブレーメン通りがこの石畳に至るまでには紆余曲折があったが、ここでは省く。この道を通って、ぼくは駅へと向かい仕事に出かける。しかし、最近「老いた」と感じることがある。一つは歩行のスピードだ。ぼくは懸命に歩いているつもりなのに、隣のスマホを見ながら歩いている兄ちゃんに敵わない。若い女の子にもどんどん抜かされる。次は階段だ。