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花冷

俳句フォトエッセイ

花冷を過ぎて鍋焼うどんかな

小林愛×小山正見の「大花野展」は大盛況のうちに終わった。と言っても良いだろう。6日間の会期に感泣亭の関係者だけでもゆうに100人を超える方々がおいでくださった。感謝しかない。しかも、1日に偏ること無く、平均して来てくださったこともありがたかった。しかし、6日間連続興行は結構疲れるものだ。後片付けも打上げも後日に延ばし、この日は散会することにした。夕食を作る気力もなかったので、外に食べに出た。重いものは食べたくない。浮かんだのが蕎麦屋だ。雨はまだ降り止まない。やぶ久は元住吉で一番旨いと評判の蕎麦屋だ。妻とよく行った。極端に言えば1週間に一度は行ったかもしれない。妻は山かけ蕎麦をよく食べた。

俳句フォトエッセイ

花冷のままに一夜を過ごしたる

冬に戻ったように寒い。雨まで降っている。住吉桜は満開のまま凍結しているようだ。正に花冷である。一瞬の絶頂があり桜散るのが普通だが、頂点で止まってしまうこともあるのだ。昨年「花冷」という題の俳句の連作を所属している俳誌「梓」に出したことを思い出した。締切を1ヶ月間違えていて、催促され慌てて詠んだものだ。気分がイライラしていて、句にも影響している。