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詩集

俳句フォトエッセイ

目を瞑(つぶ)り本を捨てたる神の留守

書棚の二段分ぐらいをやっとの思いで捨てることにした。しかし、本を捨てるのは難しい。新聞や雑誌は誰でも捨てる。同じ印刷物であっても、通りすがりのものだとわかっているからだ。本は違う。一冊の本を書くためにどれだけの苦労があったか。一冊一冊に人生が籠っているのだ。本を捨てることはその人の人生と縁を断つことに等しい。我が家の書斎は父が使っていたものだ。父の頭の中が本棚に展開されている言って良い。立原道造や堀辰雄の全集があり、中央公論の「日本の詩歌」が並んでいる。中村真一郎や杉浦明平の著作、杉山平一など四季派と縁の深い詩人の詩集が山ほどある。

俳句フォトエッセイ

尾を立てて仔猫のじやれるバーミヤン

バーミヤンはお馴染み、スカイラークグループの中華料理店である。ジョナサンやガストもこのグループのファミリーレストランだ。ネコ型ロボットが料理を運んでくる。子ども騙しだが、何となく楽しい。その耳を触ったりするとお喋りもしてくれるそうだ。人件費の節約に役立っているのだろうか。この日は、雪谷大塚のバーミヤンで3年間続いた子ども俳句教室の打ち上げだった。一番上の子は中学3年生に、小学3年生だった子は小学6年生になる。この教室を主催しているのは、詩人の服部剛さんだ。服部さんは、キリスト者だ。長いこと、雑誌「カソリック生活」に詩を連載してきた。今は、詩誌「カナリア」の主宰でもある。