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高倉健

俳句フォトエッセイ

寝ていればそれだけで良き真冬かな

本当は鎌倉吟行に行くはずだった。行けなくなったのは、ギックリ腰になったからだ。夕方から何となく腰に違和感があった。それがだんだん強くなり、動くのも苦痛になった。夜ある打合せをzoomでしていた時、「腰が痛いんだ」と愚痴を口にした。症状を話したら「ギックリ腰じゃないの」と言われてびっくりした。ギックリ腰とは、重いものを持ち上げたり、妙な動きをした時に「ギクッ」となるのがギックリ腰だと思い込んでいたからだ。症状を入力し、A Iで調べてみたら「典型的なギックリ腰です」と出た。朝になってもまるで起きられない。立ち上がるのも一歩歩くのも苦痛だった。鎌倉は諦めるしかない。あった予定がぽっかり空いた。

俳句フォトエッセイ

冬暖か佐伯誠の見る景色

千鳥ヶ淵に面するギャラリー冊からの景色である。11月22日から29日まで、佐伯誠さんを偲ぶ「ぼくの佐伯さん」と題する展示が行われた。会場には、佐伯誠さんの生涯にわたる様々な資料がよく整理され、所狭しと並べられている。中には、高倉健からの礼状もあった。こんな人だったのか、こんな仕事をされてきたのか。佐伯誠が明確な輪郭を持ってそこに存在しているかのようだった。『翼の王国』など、雑誌の仕事を中心とされていたようだが、独特なポップな文章が印象に残っている。ぼくがどのようにして佐伯さんと知り合ったのか、確たる記憶はないが、2020年以降、少なくても9回、二人だけで会っている。