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30年前

俳句フォトエッセイ

冬ぬくしカフェ•ラ•ミラの白き壁

今年の最後の仕事は、ラボパーティ神奈川支部での「やさしい俳句」と題する講演とワークショップだった。ラボパーティとは、つづめて言えば英語教室なのだが、これが只者ではない。物語や人との交流を通して生きた言語を身につける、英語を身につけながら、生き方も人間関係も学ぶ教室なのである。国際交流も盛んだ。全国に支部を持ち、会員は2万人を超えるという情報もある。この日は神奈川支部のチューター(先生役)の方々60人近くが集まった。驚いたことがたくさんあったが、その一つはどの方も明るくて陽気だということだ。話を聞く時もジェスチャーたっぷり。さすがチューターの方々と思った。

俳句フォトエッセイ

秋霖にか細き東京タワーかな

久しぶりに六本木に出た。懐かしい。昔を懐かしむのは老いた証拠だろうか。ぼくは、45歳から47歳までの3年間飯倉交差点脇にある港区立麻布小学校の教頭を務めた。丁度オウムによるサリン事件があった頃だ。六本木の街の雰囲気は昔と同じだ。交差点のアマンドはそのままだし、和菓子の青埜もそのまま残っている。青山ブックセンターは名前を変えて健在だ。しかし、麻布警察署は姿を消していたし、六本木の象徴と言えるロアビルはそろそろ閉鎖に向かって動いているようだ。六本木には日本初と言われるハンバーガーの店「ザ•ハンバーガーイン」があったがストレッチの店に変わっていた。何より変わったのは麻布台ヒルズである。