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俳句フォトエッセイ

世の中に溶け込むフェイク秋暑し

本当にびっくりした。今日20日、本当に大谷は6試合ぶりに44号ホームランを打ち、ホームランダービーのトップに並んだ。ぼくもご多分に漏れず、大谷のホームランを毎日心待ちにしている。写真のYouTubeの記事は、実は昨日8月19日の記事なのだ。この日は大谷はホームランを打っていない。つまり、この記事は完全なフェイクということだ。すっかり騙された。大谷のホームランなら次の日になれば事実が判明する。しかし、難しい問題も沢山ある。例えば「投票用紙がすり替えられている」。というデマ。

俳句フォトエッセイ

大川や夏を呼び込む雲数多

いよいよ関東地方も梅雨明けとなった。昨日誘われて、大川端を散歩した。久しぶりだ。暑いが、それでも独特の川風が気持ちいい。かつて河岸に「餌とも」さんというお店があった。その名の通り、釣りの餌を売る店だ。堤防ができる前はすぐ土手に出て釣りが楽しめたらしい。それほど古い店だが、ぼくが八名川小学校に勤務していた20年前にもまだ営業を続けていた。学校に鈴虫や蛍を届けてくれた事もあった。あの「餌とも」のおばちゃんは今も達者でいらっしゃるだろうか。江東区芭蕉記念館も大川沿いにある。芭蕉史跡展望公園からの隅田川の眺望は何度見ても見飽きない。大川と清洲橋の景観は見事である。

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FADOの音の物悲しさや戻り梅雨

昨晩は猛烈な雨だった。一瞬にして梅雨空が戻ってきた。ところで、FADOという音楽をご存知のだろうか。10年以上前のことだが、ちあきなおみに魅せられ時期があった。図書館でちあきなおみのCDを全部借りて聴いた。その中に「待夢」というアルバムがあった。これがFADOのアルバムだった。「霧笛」や「秘恋」などの楽曲は、ぼくの胸に深く入り込んできた。何度繰り返して聴いたかわからないほどだ。演歌以上に演歌だと感じた。FADOは、元々ポルトガルの伝統歌謡である。FADOは、ポルトガル語で「運命」を表す言葉らしい。哀調を帯びた曲調にぼくが反応してのだろう。

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晴れわたる五月の地下のラビリンス

ラビリンスとは迷宮のことである。世の中には不思議なことが色々ある。先日の朝元住吉の駅で妙齢のご婦人から「おはようございます」と声を掛けられた。一体誰なのかどうしても思い出せない。今日の朝も同じことがあった。これは世の中が不思議なのではなく、ぼくの頭の中が迷宮になってしまっているのかもしれない。練馬区の学校から呼ばれて、研修会に赴いた。「乗換案内」を使って、乗換駅を慎重に確認したにも関わらず、間違えて違う路線に乗ってしまった。最近の電車、特に地下鉄の路線は実にわかりにくい。正に迷宮。駅もそうだ。渋谷駅はその典型。自分がどこにいるのか、通路がどこに出るのか、さっぱりわからない。

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新聞は文化の器貝殻忌

新聞をとらない人が増えた。僕はとっているが、読まない日もある。ページを捲ることすらしない日もある。ネットかテレビのニュースで済ましてしまう。それでも世の中で大筋何が起きているかわかる気がするからだ。YouTubeも情報源だが、トランプを見ればトランプ一色、大谷だったら大谷の記事しか出てこない。どんどん視野が狭くなる。久しぶりに新聞を読んだ。一面には例の「商品券」問題が取り上げられている。この記事はネットでもテレビでも見た。しかし、ページを繰ると「サイバー防御法案に携帯番号も収集対象」との記事があった。LINEのアカウントも収集対象になるとの政府の答弁だ。だんだんきな臭くなる。