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パリ祭の夜を熱くす手風琴

小山正見

手風琴とは、アコーディオンのことだ。
昨日は、映画「国宝」を観たが、今日は新宿歌舞伎町のライブハウスでのシャンソンの夕べである。
知り合いと言っても、ぼくよりずっとずっとずっと若い人なのだが、ライブをすると言うので、応援を兼ねて楽しませてもらいに行った。
「まだない。」という句点付きの面白い名前のシャンソンのユニットだ。ボーカルはめぐみういさん。そして知り合いはアコーディオンの宇野澤悠里君である。長髪の格好いい男だ。プロだから当たり前だが、アコーディオンはめっちゃ上手い。見て、聴いて、音に安心感がある。音が自信に満ちているのだ。おかげで安心して楽しめた。
考えると、のど自慢の伴奏もアコーディオンだ。アコーディオンと言う楽器はオーケストラの代わりなのだろう。
ぼくが初めて歌舞伎町に行ったのは高校生の時だ。カチューシャやともしびという歌声喫茶があった。友人と連れ立って通った。その伴奏もアコーディオンだった。
それから60年経って、またアコーディオンを聴いているというわけだ。
パリ祭を歌うシャンソンとアコーディオンの音が心地よく響き合い、会場は熱く燃えた。
一緒に記念写真を撮ってもらい気持ちよく帰途についた。
次の「まだない。」のワンマンライブは8月30日(土)。「歌舞伎町シャンソンな夜VOL.3」と題して赤坂のdot&blueで行われる。
詳しくはInstagram X の@madansi12324を見てほしい。