俳句フォトエッセイ2025.08.08炎天をタウンニュースの駆けて行く小山正見暑い。正に大暑である。昨日は、月一回の「salon de 感泣亭」の日だった。「salon de 感泣亭」が始まったのは2023年の春であるから、すでに2年半近くなる。ワンコインで最高級のハーブティと手作りのお菓子がいただけて、ゆっくり談笑ができる。受けようと思えば、土井先生の書の手ほどきやカーピング、香り作りの体験もできる。同時に気功呼吸法の教室も行われている。ぼくが言うのもおかしいが、考えてみれば結構贅沢な空間である。予約も何もいらないが、待つ側からすると不安でもある。「今日は誰も来ないかもしれない」からだ。今までは毎回盛況だったが、この暑さだ。「今日こそ」と心配したが、結果的には大盛況で楽しい時間を過ごした。その暑い真ん中に一人の若い女性の方が見えた。タウンニュースの記者さんだった。今年の春に入社されたとのことでご挨拶を兼ねて来てくれたのだ。タウンニュース社は、神奈川を中心にした地域情報紙で地域ごとに紙面を作り、提供している。無料のフリーペーパーだが、発行部数は150万部を超える。中原のタウンニュースには、俳句フォトを取り上げていただいたり、ぼく自身も「人物風土記」という欄に取材されたりとお世話になっている。新聞離れやSNSの普及が取り沙汰されている。ぼく自身は新聞をとっているが、全く読まない日もある。ある程度のことは、ネットで事が足りるからだ。ぼく自身が新聞やネットで取り上げられたこともあるが、それで声をかけられたことはない。しかし、タウンニュースに取り上げられたら、あっちこっちから「見たわよ」と言われた。すごい影響力だ。タウンニュースは「おばあちゃんと地域のSNS」なのだ。炎天の下を歩いて回る若い記者さん汗の分だけ地域に染み込んでいくのだろう。
暑い。正に大暑である。
昨日は、月一回の「salon de 感泣亭」の日だった。
「salon de 感泣亭」が始まったのは2023年の春であるから、すでに2年半近くなる。
ワンコインで最高級のハーブティと手作りのお菓子がいただけて、ゆっくり談笑ができる。受けようと思えば、土井先生の書の手ほどきやカーピング、香り作りの体験もできる。同時に気功呼吸法の教室も行われている。ぼくが言うのもおかしいが、考えてみれば結構贅沢な空間である。
予約も何もいらないが、待つ側からすると不安でもある。
「今日は誰も来ないかもしれない」からだ。
今までは毎回盛況だったが、この暑さだ。「今日こそ」と心配したが、結果的には大盛況で楽しい時間を過ごした。
その暑い真ん中に一人の若い女性の方が見えた。タウンニュースの記者さんだった。今年の春に入社されたとのことでご挨拶を兼ねて来てくれたのだ。
タウンニュース社は、神奈川を中心にした地域情報紙で地域ごとに紙面を作り、提供している。無料のフリーペーパーだが、発行部数は150万部を超える。
中原のタウンニュースには、俳句フォトを取り上げていただいたり、ぼく自身も「人物風土記」という欄に取材されたりとお世話になっている。
新聞離れやSNSの普及が取り沙汰されている。ぼく自身は新聞をとっているが、全く読まない日もある。ある程度のことは、ネットで事が足りるからだ。
ぼく自身が新聞やネットで取り上げられたこともあるが、それで声をかけられたことはない。
しかし、タウンニュースに取り上げられたら、あっちこっちから「見たわよ」と言われた。すごい影響力だ。タウンニュースは「おばあちゃんと地域のSNS」なのだ。
炎天の下を歩いて回る若い記者さん汗の分だけ地域に染み込んでいくのだろう。