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季語向日葵

(ひまわり)[夏]

真夏、太陽に向かって大きな黄色い花を咲かせる。

この季語の俳句フォト:4句

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俳句フォトエッセイ

大垣の向日葵太く逞しく

午前中「俳句で語る認知症の介護」の話をしたが、同じ場所で午後は俳句結社「拓」の納涼句会があった。俳誌『拓』はもうすぐ50号だという。大垣を訪れ、最初に西田拓郎先生(「拓」代表)に会ったのは、彼がまだ墨俣小学校の校長先生だった頃だ。次の春、定年退職した彼は名古屋芸術大学の教授に迎えられ、同時に俳句結社「拓」を結成した。今の時代、俳句結社を運営するのは、並大抵のことではない。新しく作るのは更に難しいだろう。それをやり遂げ、すでに5年である。しかも内容が年々充実している。その理由をこの日の句会で垣間見ることができたような気がした。それは、西田拓郎のリーダーシップと人間性である。

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向日葵の東を向きてたぢろがず

最近は、お花屋さんに行くと、室内で飾る小ぶりの向日葵を見かける。しかし、ぼくは見上げるほど大きく雄々しい向日葵が好きだ。向日葵はお日様の動きを追いかけると思われているが、それが誤解であることを『ひまわりはなぜ東を向くか』(瀧本敦著中公新書)で教えられた。成長した向日葵が東を向いて固定されるのは、朝の太陽光で花に宿った露が乾きやすく、受粉を手伝う虫が集まるのを促すのが理由らしい。それにしても、向日葵が一斉に同じ方向に花を向けている姿は壮観である。向日葵の原産地はアメリカであるが、食用の油が採れ、当時動物性脂肪が禁じられていた帝政ロシアで盛んに栽培されん、一大生産地となった。19世紀の話だ。

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向日葵の明日明後日の命かな

青山フラワーマーケットの店頭である。まだ、向日葵の花が見事に咲いているが、もう直ぐ店頭から姿を消すようだ。ぼくの印象に残っている向日葵は校庭の花壇の向日葵だ。背がぐんぐん伸び見上げるぐらいになる。枯れてもしばらくの間立ち尽くしている。この向日葵はロシア向日葵というらしい。向日葵の原産地は北米。元々は、食用や油を取るために栽培された。それがロシアに渡り、更に品種改良がされたらしい。映画「ひまわり」に出てくるウクライナの広大な向日葵畑がそれである。ところが、一方では、観賞用としても品種改良が進められた。レモン色やオレンジ色の向日葵があるのもそのためだ。

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向日葵の東を向きて枯るるまで

向日葵がすでに大きな花を付けている。青山フラワーマーケットで売られている小さな向日葵は、本当に向日葵なんだろうか。マンションサイズの品種改良がなされているのだろう。犬と同じだ。可愛らしいが、あまり好きになれない。巨大な花をつけ、ぼくの身長を超すようなものでないと向日葵とは感じられない。向日葵は、お日様の方に顔を向けて回るから「ひまわり」という名があると信じられてきたが、それが違うことを『ヒマワリはなぜ東を向くか』(滝本敦著中公新書)という本で教えられた。その本を思い出して書けば、太陽の方を向くのは向日葵の大きな葉っぱである。光合成をするのだから当然と言えよう。花が一方を向くには理由がある。