夏兆す元住吉の空の色
よく寝ているはずなのに朝から体が重い。歳のせいかもしれないが、もしかしたら気候のせいかもしれない。空は晴れていても梅雨が近いのだ。だるくても動き出すとそれなりにどうにかなる。勇気を振り絞って出かけることにする。元住吉駅のエレベーターは長い。いつもは、右側を歩いてのぼることにしている。じっと待っているのが耐えられないし、多少は運動になるからだ。しかし、今日はそれもカッタルイ。ぼくの記憶では、元住吉の駅は3代目だ。ぼくは、小学校一年生の時から東横線に乗って通学した。まだ、改札口で駅員さんが切符を切っていた時代だ。切符を切る手捌きもそうだが、一瞬で定期の期限切れを見つける眼力にも驚愕した。




