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季語夏燕

(なつつばめ)[夏]

夏、子育てのために餌を運んで忙しく飛び交う燕。

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この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

地をかすめ右へ左へ梅雨燕

この日の鎌倉吟行は、季節が何ヶ月か戻ったように寒い。コートを着て暖かい格好をして出かけたのに、それでも寒い。行きの電車に慌てて乗り込んで座席に座って気がついた。周りが女性ばかりなのだ。「ひょっとして女性専用車?」何となく空気が甘い。香水のほのかや女性専用車次の駅で慌てて逃げ出した。大船駅からタクシーで向かった先は、鎌倉中央公園だった。タクシーの中は天国青葉寒細い道を辿って公園の山崎口につく。降りると寒い。雨が落ちてこないことが唯一の救いだ。柿の木に薄い黄色や白の花が咲いている。リーダー格のMさんが「ちょっと華奢だけど、これが蚊帳吊草かしら」と教えてくれる。

俳句フォトエッセイ

一本の電話線より夏つばめ

妻とグループホームで面会している最中に電話があった。Mからだ。Mとの付き合いは30年を越す。ぼくが港区の麻布小学校の教頭になった時に、Mは隣の学校の教頭だった。歳はぼくより1歳若いが、教頭としては先輩だった。どういうわけか気が合った。それに彼の奥さんとぼくは江東時代に一緒の学校に居て、同じ学年を組んでいたという縁もあった。地区の教頭会の仲間で、京都に旅行に行ったこともある。ザラメを敷いた関西風のすき焼きを一緒に食べた。金沢に行った時は、生の蟹にかじりついた。彼は、早く昇任し学校も移ったので10年以上疎遠だった。その彼と江東区でまた一緒になった。退職してからも、付き合いは続いた。