【初心者歓迎】俳句フォトの会 会員申込はこちら

季語暑し

(あつし)[夏]

夏の暑さ。肌にまとわりつくような暑い日をいう。

この季語の俳句フォト:3句

← 俳句フォト歳時記へ

俳句フォトエッセイ

ああ暑い旅の決め手は温度かな

耐え難いような炎暑だ。梅雨が明けて空気が一気に変わった。熱中症の患者が急増するのもわかる。駅のポスターに長野県/野辺山26.4℃とあった。青森県酸ヶ湯は23.1℃だ。実に明快なキャッチコピーだ。子育ての時期は家族でよく旅行をした。海よりも山が多かった。子どもたちが大きくなってからは妻とよく出かけた。蓼科や車山高原、立山方面にも足を伸ばした。原村のペンションにも繰り返し泊まった。確かに暑かった記憶はない。みどりに囲まれて至福の時を過ごした。あの頃は、涼しさを求めて行った記憶はない。何か目的があり、その副産物としての涼しさがそこにあった。今年なら涼しさだけを求めて行くかもしれない。

俳句フォトエッセイ

文豪の石に残りぬ暑さかな

この座っている石を「文豪の石」と言うらしい。場所は根津神社。「文豪の」とは鴎外と漱石を指す。嬉しかったのは、尊敬するT先生とお会いできたことだ。T先生とは江東区の俳句の授業を共にした仲だ。今でも毎月幾つもの句会を主宰されている。文学教育の大家でもある。思いがけなかった。T先生は、足を痛めておられる中、無理して出てきてくれたのだ。日本学校俳句研究会の谷根千吟行会。恒例になり、今年で3回目だ。最初の時は、行列して谷中のらかき氷を食べた。鴎外記念館に行ったこともある。そして、今年は根津神社と弥生美術館にいった。弥生美術館には竹久夢二美術館が併設されており、むしろこちらがメインだ。

俳句フォトエッセイ

暑き日を落として海の観覧車

暑き日を海に入れたり最上川という有名な句が芭蕉にある。比ぶべきもないが、写真と合わせ技にすると少しは涼感が伝わるのではないか。この観覧車は、1990年に開業したみなとみらいの遊園地コスモワールドにある。元々は、横浜博で設置されたものだが、ここに移設されたらしい。夜になるとライトアップされ美しい。ここの遊園地には、確かジェットコースターもあったはずだ。左側の羽を広げたかのような建物はヨコハマインターコンチネンタルホテルである。開業は35年ほど前だが、ヨットの帆を模したおしゃれなホテルだ。みなとみらい地区の再開発のシンボル的存在だろう。何度か泊まったことがある。