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季語花火

(はなび)[夏]

火薬を燃やして、色とりどりの火を夜空に打ち上げる遊び。歳時記では秋とされるが、現代では夏に楽しまれる。

言い換え(傍題):揚花火

この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

いざ花火浅草界隈人の波

規模から言えば、更に大きな花火大会はあるが、花火大会といえば、隅田川に尽きる。ぼくは、結婚した24歳の時から30年間隅田川に近い業平橋の団地に住んでいた。隅田川の花火は2会場で行われる。第2会場は我が家の目の前。第1会場はベランダからちょっと首を伸ばせば見ることができた。実に恵まれた環境である。ところが、人間不思議なもので「いつでも観られる」ということになるとかえって見る気が起きない。「どうせまた来年も見られる」と思うからだ。家にいる時も、食事をしながら時々窓際に花火を覗きに行くぐらいだった。花火大会の日、浅草の人出は百万人だという。身動きができないほどの狂騒だ。

俳句フォトエッセイ

「たまや!」てふ子どもの声や揚花火

ビルの上の花火は、隅田川花火の第二会場である。コロナ禍を経て、隅田川花火を見物するのは5年ぶりだ。10年ほど前に雷雨で途中中止になったことがあった。今年もヒヤヒヤしたが、どうやら切り抜けた。花火の進歩は著しい。今年は赤や緑の輝きが一段と増した印象が強かった。昔の花火は一色が普通だった。それが多色になった。しかも途中で色が変わる花火や飛び方が変わる花火が現れた。半分緑で半分は赤なんていうものもある。土星のように輪を持つ花火、楕円形からニコちゃんマーク。今の花火は何でもござれだ!その上、コンピュータ制御で連射連発。1時間半で2万発とか3万発というのだからすごい。各地の花火大会が盛況なわけだ。