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俳句フォトエッセイ

菖蒲湯の長閑句会の帰り道

【銭湯紀行】その9武蔵小杉今井湯連休の真っ最中の句会だ。名前は「椿句会」という。もう3年も前になるが、中心になっていたNさんに「指導」を頼まれた。それまで、椿句会を指導されていたK先生が、ご高齢で参加が難しくなったためだ。ちょうど江東区を退職したばかりで、時間のゆとりもあった。参加者が10人に満たない小さな句会だが、メンバーが少しずつ入れ替わりながら続いている。Nさんは、椿句会の伝統をしきりに口にされていた。確かに、今回で641回である。月に一回の句会ならば53年余ということになる。今から53年前と言えば1973年だ。ぼくが教職についた頃である。どのような方が始められたのか想像するしかない。

俳句フォトエッセイ

冬青空はばたけ北野晋太郎

挨拶しているのが北野書店の社長北野晋太郎だ。まだ、二十代前半の若者である。半年近く前、東京新聞川崎版の「小山正見のかわさき俳句フォト」でインタビューさせていただいた。その時の話にあった「書店のリニュアル」が終わり、今日は開店のプレオープンのセレモニーである。画期的なのは、「つながる本棚」として、図書館と同じ「日本十進分類法の本棚を取り入れたことだ。開放的な店内に少なく見積もっても100人以上の方が集まっている。「知っている顔はないか」と。見回してみた。目が合ったのはH氏だ。H氏は東京新聞の川崎支局長である。縁は奇なものだ。今朝次の「川崎俳句フォト」の原稿を送ったばかりだった。