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天ぷら

俳句フォトエッセイ

母の日のフレンチトースト母の味

ぼくは猛烈に好き嫌いの激しい子供だった。野菜はほぼ食べないし、卵は黄身だけ。お肉の脂身も残した。当時はまだ安かった鰻でさえ、皮の部分は取ってもらった。そんな様子だったから、学校の給食は当然大の苦手。ところが担任の先生が厳しく、給食を残すことを許さない。掃除が始まり、休み時間が始まっても、教室の角で一人残され、涙を流しながら給食と格闘した。ところが、そのぼくが教師になった。クラス会に行くと、「おい、小山!給食はどうしているんだ」と必ずからかわれた。今も好き嫌いはなおらないが、何とか生きている。母は料理は得意ではなかったらしい。

俳句フォトエッセイ

春宵の古き館の詩人バー

これは、歴史的な建造物だと思う。これだけ立派な階段は見たことがない。場所は大田区雪谷にある尚徳学園だ。尚徳学園について説明することはなかなか難しいが、前身は「東京実業女学校」だった。現在は教育機関としての役割を終え、一部は老人介護施設などとして活用されている。http://shoutokugakuen.com/戦前に建てられた建物は、老朽化が進んでいるが、学校建築として貴重な遺構だ。この尚徳学園の理事長が、詩人の服部剛さんだ。「我が家に天使がやってきた」の著者である。最近剛さんは、尚徳学園の一室を使って「詩人バー」なる試みを始めた。