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退職校長会

俳句フォトエッセイ

懐かしき友よりLINE梅雨の冷え

月に一度の三郷の日である。認知症を抱える年配の方々と一緒に俳句を作る。思い出を語っていただきながら、一つの作品を編んでいく。ぼくにとっては、いちばん緊張し、頭の回転を要求される時間だ。いつもは三郷の駅前のドトールでモーニングをとる。だが今日は、新松戸で一度降りた。ドトールの冷房の寒さが、どうにも耐えられそうになかったからだ。駅前でモーニングのできそうな店を探す。カーディガンを羽織ってはきたが、外の風は冷たい。目に入ったのはマクドナルドだった。「寒かったらどうしよう」そう思いながら、仕方なく入る。店内は暖かかった。ほっとした。席に着いた、その途端だった。LINEの着信が鳴った。

俳句フォトエッセイ

秋うららレジェンドに会ふ写真展

向かって右側はぼくだが、左は髙野榮一先生である。髙野先生とは、港区の笄小学校で一年間だけお世話になった。決断力があり、方針がぶれない。当時からすごい先生だなぁと尊敬していた。先生の退職後も飲み会などに声がかかった。多くは当時の校長先生方の会だった。声が掛かると答えは三つしかない。「わかりました」「喜んで」「もちろんです」可愛がられたと言って良いのかもしれない。「先生、お幾つになられましたか」と聞いたら「89」だと言う。お元気この上ない。退職されてからカメラを始められた。退職校長会の写真展が武蔵小杉であった。先生の出品されている鴨川シーワールドの写真。波飛沫の捉え方が絶妙である。