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お洒落

俳句フォトエッセイ

梅雨寒や町になくてはならぬ店

ふと見ると家の近所のファミリーマートが閉まっている。一瞬、撤退したのかと思ったが、当然そんなわけはない。改装中で、7月の初めには開店するようだ。ファミリーマートになる前は、お洒落な雑貨屋だった。フライパンなどの調理器具がある一方で、部屋を飾る装飾品など品揃えも豊富だった。客も多かったようなのに突然閉店になった。その前は昔ながらの荒物屋だった。おそらく雑貨屋の父親がやっていたのだろう。所狭しと大工道具や箒などが並べられていた。店主の手には指がなかった。子どもの頃はわからなかったが、今考えると、戦争の犠牲者だったのかもしれない。そして今はコンビニというわけだ。

俳句フォトエッセイ

花ミモザぼくは一点お洒落主義

この帽子、ぼくは相当に気に入っている。これで、傍に黄色いミモザの花があったら、春爛漫だ。俳句では普通「ぼくは」とは言わない。何も書かなければ「ぼくは」に決まっているからだ。この「ぼくは」は人に勧めるつもりはないという意味の「ぼくは」である。(ホントかな?)裏地を見せられないのは残念だ。青く輝く窯変天目のようなのだ。この帽子を作ってもらったのは学芸大学にあるヴィリジアンと言う帽子屋さんである。10年ほど前、学芸大学で降りた。古い鰻屋があったのを思い出したからだ。しかし、既に閉店していた。その代わりに見つけたのが、工房とショールームを兼ねた帽子屋さんだった。これがヴィリジアンである。