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びしょ濡れ

俳句フォトエッセイ

色を増す源兵衛川のカンナかな

八名川小のカンナも見事だったが、三島の源兵衛川のカンナは更に見事だった。加藤学園での授業の3回目が終わった。最後の授業は「俳句フォト」だ。各自に写真を用意してもらい、それに俳句をつける。俳句フォトは、俳句初心者にはぴったりの俳句制作法である。写真には、必ず「題材」が写っている。だから初心者でも「見えたものを詠む」ことから始められる。しかも、写真を撮った瞬間の驚きや感動が残っているので句の焦点も定まりやすい。しかしさすが高校生、言葉のチョイスがなかなか良い。コンクールに入賞できるのではないかと思われる作品もちらほら。この日は楽しみがあった。ぽん友のSと三島で会うことになっていたのだ。

俳句フォトエッセイ

東京に雪が降る降る春の雪

総選挙の日、窓を開けたら雪だった。今年は全国的に驚くほど雪が多い。日本海側など、豪雪地帯の人々の苦労は並大抵ではないだろう。報道によれば今シーズンの死者は45人を超えたらしい。また、雪の多い地方では県道の廃止が計画されている。除雪費用などの負担に耐えきれなくなっているからだ。日本海側の大雪に対して、東京にはほとんど雪が降らない。日本の背骨といわれる奥羽山脈や越後山脈が雪を食い止めているからだ。シベリア高気圧もそこで力を使い果たすのだろう。子どもの頃は雪が降るのが楽しみだった。びしょ濡れになりながら雪合戦に興じた。東京に雪が降るのは、2月や3月が多い。