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シャッター街

俳句フォトエッセイ

昼食は沼津たばちゃん梅雨晴間

沼津にある加藤学園に年に数回お邪魔している。高校2年生に俳句を教えるためだ。授業は午後なのだが、午前中から出かけるようにしている。沼津港だとか、御用邸だとか見所が結構あるからだ。三島のスカイウォークから絶景の富士を眺めたこともあった。この日は久しぶりに沼津漁港に行くつもりだったが、新幹線の中で突然津波警報が鳴った。ミンダナオ沖で大地震が起きたらしい。海に行くのは諦めて、沼津駅周辺で過ごした。駅前の仲見世通りが、半分シャッター街になりかけているように感じる。いかにもおばちゃん仕様の婦人服の店がやたらと多い。不釣り合いなキン肉マンの巨大な店舗がある。歩いている人はぼくの住む元住吉よりずっと少ない。

俳句フォトエッセイ

天空に新しき街新樹光

まばゆいばかりだ。「五月晴」と言うのにふさわしい。元々「五月晴」は梅雨の間の晴れ間を指す言葉だったが、近年は五月の気持ちの良い晴れた日を指すことが一般的になっている。俳句を嗜む人は、こうした言葉の使い方に忸怩たる思いだろう。「爽やか」と言う言葉も本来は秋の季語だ。写真は有明ガーデンである。2020年に完成した新しい街だ。この日は近くの有明西学園で俳句授業があったので、久しぶりに訪れた。最寄りの駅はりんかい線の国際展示場前。そこから歩いて10分ほどで入口に辿り着く。ゆりかもめの駅からも近い。周辺には3000戸を超すマンション群があるが、中核は200店舗を数えるショッピングモールである。