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ジョナサン

俳句フォトエッセイ

閉店まで粘る輩や秋灯し

この日もカフェの閉店まで粘った。4時間は居ただろうか。図書館でものを書いたり、本を読んだりすればいいのに、どうもあの堅苦しい静寂が苦手だ。感泣亭には、父の残した立派な書斎があるし、スペースもある。冷暖房は自分の具合にあわせられるし、好きな音楽を聴ける。よほど便利だとは思うのだが、何だか落ち着かない。思い出してみると、ぼくの「書斎」の半分は喫茶店だった。最初は、浅草のフラミンゴだ。この店は国際通りにあり、今でも2階のバーは残っているはずだ。お神輿で有名な宮本卯之助商店の一つおいた隣にあった。鮮やかな緑色の壁に大きな絵がかかっていた。前金制で濃いフランス風のコーヒーが出てきた。

俳句フォトエッセイ

終戦忌空席のあるコメダかな

いつもコメダ珈琲店は混んでいる(元住吉店)。しかし、今日は空いていた。今日は終戦忌、お盆だからだろうか。ぼくにとって喫茶店はお茶を飲んでゆっくりする場所と言うより、図書室であり作業場である。今日は締切の近いエッセイを完成させ、いただいた句集を読む。モーニングを食べながら3時間半は過ごした。学生時代に10時間喫茶店で過ごしたことがあるが、それを除けば一番便利に使ったのは業平橋のジョナサンである。24時間営業で、コーヒーは飲み放題だった。当時住んでいた団地から歩いて1分だったので、実に便利だった。夜の2時や3時迄居たことも稀ではなかった。