秋の夜の心揺さぶる読書会
感泣亭で毎月一回、土曜日の夜に「読書会」が行われている。主宰者は、看護師のKさんである。この会に出ると毎回何らかの収穫があるのだが、この夜も心を揺さぶられた。一つは森山大道の『三沢の犬』と題された一匹の野良犬の写真である。森山大道は、荒木経惟と並ぶ日本を代表する写真家の一人だ。もう一冊は、『ケアと編集』という岩波新書の一冊である。著者は白石正明氏。医学書院の《ケアをひらく》のシリーズを手がけた編集者である。その彼がこれまで手がけた、それぞれの本の内容や編集プロセスを振り返った本だ。

