【初心者歓迎】俳句フォトの会 会員申込はこちら

友人

俳句フォトエッセイ

花吹雪桜吹雪や九月尽

川崎市川崎区大島にある大島劇場が28日、最終公演を終え、閉館した。76年の歴史に幕を下ろしたことになる。朝日新聞の記事によると、これだけ昔の雰囲気を残す芝居小屋は全国的にも珍しいとあった。東京新聞川崎版の「小山正見のかわさき俳句フォト」の取材でこの芝居小屋を訪れたのは、昨年の暮れだった。入場料が2000円。映画を観るのと同じぐらいの金額だ。それに座布団を借りると100円、座椅子が100円。畳の上に胡座をかいて座った。2回目に行った時には、観客は4人しかいなかった。それでも座員は懸命に演技し、踊る。ライトに白い肌が浮かび、目がキラキラと輝く。まるで映画『国宝』の吉沢亮のようだった。

俳句フォトエッセイ

樋口氏はぼくの恩人クリスマス

思い返すと、ぼくは樋口健夫氏から時々の重要なポイントでプレゼントをもらっている。樋口健夫氏はナイジェリアやサウジアラビア、ネパール、ベトナムなど海外勤務に在職中のほとんどを費やした三井物産の敏腕の商社マンだ。そして、同時に「アイデアマラソン」の創始者であり、実践者である。樋口氏は、今でも毎日50のアイデアをノートに記すことを日課にしている。手術で入院していた時も欠かさないモーレツな人である。最初に出会ったのは、ぼくが奥田真丈先生が会長を務めていた「日本基礎教育学会」の事務局の仕事をしていた時だ。「面白い人がいる」というので、月例会で話をしていただいた。

俳句フォトエッセイ

花おぼろ帽子を縁の出会ひかな

小林愛×小山正見の「大花野展」はいよいよ五日目、終盤戦に突入した。昨日は雨の予想だったが、展覧会が終わるまで天気が持ったので、大勢の方に来ていただけた。暇な時には喫茶店にコーヒーを飲みに行って気軽な1週間だと高を括っていたが、とんでもはっぷん。次から次へとお客さんが見えて、昼食を取る間もないほどだ。近所の方も多いが、遠くから来てくださる方、何十年ぶりかでお目にかかる方もいて実に嬉しい。一瞬のイベントだとなかなか都合が合わないが、期間が1週間あれば「ちょっと」という気にもなってもらえるのだろう。そういう意味では「展覧会」という企画は「出会い」を演出するにはなかなか適している。

俳句フォトエッセイ

花桃の庭にて若き爺と爺

二人とも喜寿であるが、まだまだ生きられそうな顔をしているではないか。半年ぶりの出逢いだ。昨年の秋、長野県小海町で「大花野の会」を彼は企画してくれた。恩のある友人だ。大学時代からの付き合いだから、中が抜けているとしても50年以上だ。昨日の夜、電話があった。こちらに出てきていると言う。彼の娘さん一家が南武線の沿線に暮らしている。早速会おうと言う話になった。宿河原に桜を見に行くことにした。宿河原から始まる二ヶ領用水沿いの桜並木は川崎の桜の名所でもある。この数日の「暑さ」で、桜は既に八分ほど咲いている。開花からあっという間だ。「三日見ぬ間の桜かな」とはよく言ったものだ。昼食を何処で取るか?