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奇妙奇天烈

俳句フォトエッセイ

不純とはいつたい何か梅雨深む

御徒町にある「不純喫茶」については、【銭湯紀行】その15で若干触れた。奇妙奇天烈で何となく「反道徳」的な匂いがする。そして、そこに魅力がある。すぐ思い出すのが「不純異性交友」という言葉だ。大人が未成年に対して性的な交際をすることは、青少年保護条例などで禁じられている。当然の話だ。しかし、「不純異性交友」にはそれとは違ったニュアンスがある。未成年同士の少し危なっかしい交際を「そんなことはしてはいけません」というニュアンスで大人の立場から表現したものだろう。ぼく自身については、その方面には全く奥手だったので縁遠かった。

俳句フォトエッセイ

春寒し奇妙奇天烈池袋

世の中は、ぼくの知らないうちにどんどん変わっている。その一端を先日池袋で感じた。夕刻、急にとんかつが食べたくなった。スマートフォンで「池袋、とんかつ」と検索したら、「丸七池袋店」が出てきた。居た場所のすぐそばだ。「経路案内」に沿って歩くと、Erola池袋というビルの6階だった。列に並んでしばらく待った。人気店なのだ。ぼくの前に並んでいた男の子は唇にピアスを3つもつけていた。女の子の髪は完全脱色だった。こうした光景にはもう慣れた。かつそのものはおいしかったが、煮ていないかつ丼のようだった。ぼくは、普通のかつ定食の方が好きだ。何回か食べれば好きになるのだろうか。そうとも思えない。