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小菅小学校

俳句フォトエッセイ

懐かしき友よりLINE梅雨の冷え

月に一度の三郷の日である。認知症を抱える年配の方々と一緒に俳句を作る。思い出を語っていただきながら、一つの作品を編んでいく。ぼくにとっては、いちばん緊張し、頭の回転を要求される時間だ。いつもは三郷の駅前のドトールでモーニングをとる。だが今日は、新松戸で一度降りた。ドトールの冷房の寒さが、どうにも耐えられそうになかったからだ。駅前でモーニングのできそうな店を探す。カーディガンを羽織ってはきたが、外の風は冷たい。目に入ったのはマクドナルドだった。「寒かったらどうしよう」そう思いながら、仕方なく入る。店内は暖かかった。ほっとした。席に着いた、その途端だった。LINEの着信が鳴った。

俳句フォトエッセイ

古隅田と呼ばれし川の冬景色

古隅田川という名称は埼玉県春日部市と東京都葛飾区に残っている、見た目には「小川」であるが、かつては隅田川の源流であったらしい。この川の隣には「レンゴー」というダンボールを作る会社の工場がある。ぼくは50歳の時にこの地域にある葛飾区立小菅小学校に校長として赴任した。小菅小学校は千代田線の綾瀬駅と京成線の堀切菖蒲園駅との中間にあった。どちらの駅から歩いても11分の距離である。静かな住宅地にある学校だった。小菅に来る前にいた学校は港区立の御成門小学校だった。新橋や浜松町が学区域で、子どもがどこに所に住んでいるのか、さっぱりわからなかった。ところが、「小菅」は違った。道で保護者ともよく出会った。

俳句フォトエッセイ

春疾風久保建英の豪快弾

風邪を引いたのか何もする気がしない。テレビをつけたらW杯最終予選、日本-バーレーン戦をやっていた。前半は、もどかしい試合展開だった。ボール保持は日本が圧倒しているが、攻め倦んでいるもどかしさが伝わってくる。後半は、圧巻だった。久保建英だ。獅子奮迅の働きだ。ドリブルで相手を抜き、シュートチャンスを作り出す。守備に戻って相手の攻撃を止める。そして、鎌田の先制弾を演出した。最後は自ら難しいシュートを決め切った。舌を巻く活躍だ。しかし、ぼくは久保のファンになるかと言えば、きっとならないだろうと思った。最近「推し」という言葉が流行っている。