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俳句フォトエッセイ

身に入むや伊勢型紙の川崎宿

額縁の中は、広重の『東海道五十三次』の「川崎六郷渡舟」の図だ。三重県に伊勢型紙という伝統工芸があり、小刀で彫り抜いて作成するらしい。細い線を切り離さず彫るにはけっこう高度な技術を要するという。実は、この額は吉田忠司からの贈り物だ。江東区立第二辰巳小学校に転勤した時、吉田忠司は新卒で入ってきて同じ学年を組んだ仲間だ。優秀な教員だった。優しく面倒見がいい。すぐに子どもたちに慕われる存在になった。彼は、バイクで通勤していた。ぼくは、彼のバイクに何度か乗せてもらったことがある。同じく新卒で入ってきた本田佳代美と三人でよく語り合った。彼らを誘ってオリエンテーリングの大会に参加したことがある。

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縁のなきバー&スナック春寒く

ついにぼくの人生とこういう場所とは縁がなかったと言わざるを得ない。若い時から憧れてはいたのだが、結局足を踏み入れることはなかった。人生の楽しみは、酒と女と賭博というが、ぼくの人生はこれにほとんど関わりがない。女に関わりがないのはいい女と出会ってしまったからかもしれないが・・・(笑)賭博はままごとのような麻雀を若い時にやったきりだ。競馬も競輪もしたことがない。先日25年ぶりに雀卓を囲んだら、馬鹿づきをしてトップ賞を連続して取った。もうやめろという合図かもしれない。酒が飲めないのが致命傷だ。酒が飲める奴は人生を3倍楽しんでいると思う。実に悔しい。