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杉本眞人

俳句フォトエッセイ

歌舞伎町抜けて銭湯望の夜

【銭湯紀行】21新大久保万年湯立川市の学校で俳句の授業に出かけた。ちょうど授業参観で多くの保護者が参観していた。授業参観だと、子どもたちの集中度があがり、こちらも授業がしやすくなる。その帰りにちょっとした買い物があり、新宿に出た。ふと、銭湯に行きたくなった。新宿にスーパー銭湯があることは知っている。入浴料は3000円。今日は普通の銭湯がいい。スマホで探してみた。すると、あった。新大久保通りの万年湯だ。久しぶりの新宿。歌舞伎町を抜けて、新大久保に向かう。歌舞伎町への入口は、何と「ゴジラロード」だ。突き当たりの新宿東宝ビルの屋上に巨大なゴジラヘッドが設置されているからだ。

俳句フォトエッセイ

顔見せや路上に歌の伝道師

錦糸町駅前のレコード店の前に人だかりができている。演歌と歌謡曲に特化したレコード店セキネだ。男性の二人組が「星のフラメンコ」を熱唱している。ふと足が止まった。ぼくはこの種の昭和歌謡が大好きだからだ。カラフルパレットというユニットだった。デビューして十年という。人だかりを前に「昨晩は誰も来てくれなかったらどうしよう、と心配で眠れなかった」と話す。「江ノ電ものがたり」や「終電車」などの持ち歌があるらしい。YouTubeで調べて聞いてみた。曲調はぼくの好みだ。再生数を見たら1643回とあった。ぼくの聴く音楽は全てYouTubeだ。