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東京

俳句フォトエッセイ

立秋や入道雲の根を探す

今週の東京は比較的涼しかった。しかし、週末になって暑さがぶり返した。考えてみれば、もう立秋だ。鬼貫に《そよりともせいで秋たつ事かいの》の句があるように立秋と言っても、体感からすれば夏の盛りに近い。「なぜ夏の真っ最中なのに秋なのか」この問いに納得させられたのは次の説明である。「西洋では暑い時が夏、寒い時が冬と考えるが、東洋では一番暑い時が過ぎたら秋が始まると考えるんだ」なるほど、だから二十四節気「大暑」の次が「立秋」になっているのか。見上げると空には見事な入道雲が聳え立っている。これからが暑さの本番になるかのようだ。「しかし、待てよ」俳人の曽根新五郎さんに教えていただいたことを思い出した。

お知らせ

【2025年11月16日開催】俳句フォト深川吟行 ~俳聖 松尾芭蕉ゆかりの地を巡るツアー~(募集締切りました)

(俳句フォトの会主宰)講師紹介小山正見 1948年川崎生まれ、元校長、俳人。教育現場で子どもたちと俳句を楽しみ、退職後は写真に俳句を添える表現活動を継続。東京新聞川崎版に「小山正見のかわさき俳句フォト」連載中。都政新報にて2025年9月から「暮らしを楽しむ俳句フォト」連載開始。句集『大花野』では、認知症の妻との暮らしを静かに見つめた言葉を綴る。内容松尾芭蕉が『奥の細道』の旅に出発した深川。この歴史ある地を巡りながら、秋の深川の魅力を写真に撮り、俳句と組み合わせた「俳句フォト」を創作する吟行(散策しながら俳句を創作する活動)です。俳句フォトの会主宰・小山正見が丁寧に指導いたします。