古墳百段登り切つたり夏盛ん
所属する梓俳句会の宿泊吟行会であった。15年前、大変にお世話になっていたTさんに誘われて、創刊から同人となった。しかし、当時は俳句のことも結社のことも何一つ知らなかった。「作品を出せ」と言われてびっくりしたというのが実情だ。それから15年。年に40句は投稿を続けている。句集『大花野』は梓の10周年記念作品募集の中で生まれた。幼稚だったぼくを俳句の世界で鍛えてくれたのが梓俳句会だ。今回の合宿吟行会の目的地は熊谷だった。高校の先生でもあるNさんが全てを取り仕切ってくれた。詳細なしおりを作って下さったが、ぼくが確かめたのは、「熊谷駅午前10時」という集合時刻だけだ。


