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減少傾向

俳句フォトエッセイ

買取屋また買取屋秋暑し

ブレーメン商店街にどんな店が多いか、以前調べたことがある。驚いたことに一番多いのは歯医者だった。20軒を超えていた。同様に多いのが、体をメンテナンスする店だ。整骨院の類いだが、最近はストレッチとか、ジムのような形態が増えている印象を受ける。美容院も同様に多いが、減少傾向にある。話に聞くと少なくとも1回1万円ほどかかる店が多いようだ。この値段も客足が遠のく原因になっているかもしれない。その次に多いのが、不動産屋だ。駅近を中心に15軒ほどある。それほど需要があるとは信じ難いが、それだけ元住吉という地域が人気だという証かもしれない。これらの店はいずれもモノを売らない店だ。

俳句フォトエッセイ

街守るカメラの上に燕の巣

今年は、燕を見かけないと思っていたら、立て続けにその姿を見た。街なかだ。商店街を低空で飛んでいく。ぼくの方に向かって一直線に飛んできたかと思ったら急に反転して見えなくなった。その鋭い身のこなしに、佐々木小次郎の「燕返し」が頭に浮かんだ。辺りを見回すと、パチンコ屋の軒先の防犯カメラの上に巣があった。親鳥が、すでに自分と同じくらいに成長した雛に餌を与えているところだった。昔から燕は縁起の良い鳥とされてきた。「燕の巣がある家は繁盛する」という言い伝えもあるほどだ。燕を幸運の象徴とするのはヨーロッパでも同じだ。