俳句とはいったい何か秋驟雨
初心者の句会で、Aさんが「どうしても季語が入らなくて」と言う。「娘さんと一緒にお母さんのお見舞いに行き、一緒にハグしている写真が送られてきて、何だかすごく感動したの。それを俳句に詠みたくって」と仰る。「俳句は短いから、全部入れるのは難しいですね。焦点を決めてやってみましょう」といくつか添削例を示したが、どうも納得がいかないという表情だ。指摘するポイントがずれていたのだろう。しかし、「俳句にしよう」と悪戦苦闘したおかげでこのエピソードは長くAさんの心に残るのではないだろうか。小学校1年生を指導していた時に、こんな作品が出てきた。

