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街並み

俳句フォトエッセイ

秋冷や渋谷西武の廃墟めく

「渋谷西武」が閉店した。これで、渋谷に百貨店は無くなった。渋谷西武百貨店が開店したのは、1968年だ。さらに渋谷パルコが73年に開店している。新しい文化が生み出され、公園通りは、若者のメッカとなった。渋谷が若者の街となったのは、西武の力によるところが大きい。ぼく自身は、西武のファッションにはまるで興味はなかったが、西武が起点になって作った渋谷の街並みと雰囲気はとても好きだった。閉店して数日、渋谷西武があった場所を歩いた。まだ、片付けは続いているらしい。建物の中から物品が運び出され、トラックに積み込まれている。デパートの看板やショーウィンドウは、既に閉鎖されている。

俳句フォトエッセイ

美濃の春ぜつたい卵かけご飯

大垣に着いたら「ここ」と決めていた。大垣駅の1階にある美濃味匠。おにぎりやお弁当も売っているが、店内でも食事ができる。ほうじ茶が250円するのに、コーヒーは100円という変な店だ。卵かけご飯は700円だった。昨年は確か500円だったはずだ。「高校生東西俳句決戦in大垣」の審査員を昨年から仰せつかっている。昨年は寒かった。雨が降り気温は6℃しかなかった。今日は20℃はあるだろう。正に春の陽気だ。大垣の街中を歩き、大垣城に登った。大垣城は昭和11年に国宝に指定されたが、昭和20年の空襲で全焼した。現存するものは、外観をそっくりに再建された城である。ゆっくり大垣の街を歩いた。立派な黒い瓦の家が続く。