俳句フォトエッセイ2026.04.14ライオンのおやつとは何花の雨小山正見気の置けない友人から「読んでみろ」と言われた。小川糸著の『ライオンのおやつ』という本だ。以前にも誰かから勧められ、メルカリで古本を入れていたことを思い出した。読み始めて、すぐ眠気が覚めた。この本が余命数ヶ月を宣告された人の死に向かう物語と知ったからだ。主人公は海野雫、33歳。癌の治療を続けていたが、医者から余命を宣告され、瀬戸内海のある島のホスピスで最期を迎えることを決意する。物語は、雫がこの島に渡る場面から始まる。ライオンの家というのが、このホスピスの名前。マドンナと自称する女性が施設長だ。奇跡は起きない。雫と施設の中の人々や島の男性との心温まる交流が描かれ、心静かに亡くなるまでの物語が丁寧に積み上げられていく。「こんな風に死んでいけたらいいな」と思わざるを得なかった。読んでいる間中、つい先日余命宣告を受け、亡くなったMさんの姿が脳裏を離れなかった。作者の小川糸さんは、トークイベントで次のように述べている。おやつの秘密も明かされている。https://book.asahi.com/article/12927426#:~:text=%E5%A5%BD%E6%9B%B8%E5%A5%BD%E6%97%A5%20*%20HOME.%20*%20%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%20*%20%E4%BD%9C%E5%AE%B6%EF%BC%AC%EF%BC%A9%EF%BC%B6%EF%BC%A5なるほど、どう死ぬかは、どう生きるかだ。死の問題は、そろそろ自分にも無縁ではない。少し死ぬのが怖くなくなったような気がした。
気の置けない友人から「読んでみろ」と言われた。小川糸著の『ライオンのおやつ』という本だ。以前にも誰かから勧められ、メルカリで古本を入れていたことを思い出した。
読み始めて、すぐ眠気が覚めた。この本が余命数ヶ月を宣告された人の死に向かう物語と知ったからだ。
主人公は海野雫、33歳。癌の治療を続けていたが、医者から余命を宣告され、瀬戸内海のある島のホスピスで最期を迎えることを決意する。
物語は、雫がこの島に渡る場面から始まる。
ライオンの家というのが、このホスピスの名前。マドンナと自称する女性が施設長だ。
奇跡は起きない。
雫と施設の中の人々や島の男性との心温まる交流が描かれ、心静かに亡くなるまでの物語が丁寧に積み上げられていく。
「こんな風に死んでいけたらいいな」
と思わざるを得なかった。
読んでいる間中、つい先日余命宣告を受け、亡くなったMさんの姿が脳裏を離れなかった。
作者の小川糸さんは、トークイベントで次のように述べている。
おやつの秘密も明かされている。
https://book.asahi.com/article/12927426#:~:text=%E5%A5%BD%E6%9B%B8%E5%A5%BD%E6%97%A5%20*%20HOME.%20*%20%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%20*%20%E4%BD%9C%E5%AE%B6%EF%BC%AC%EF%BC%A9%EF%BC%B6%EF%BC%A5
なるほど、どう死ぬかは、どう生きるかだ。
死の問題は、そろそろ自分にも無縁ではない。少し死ぬのが怖くなくなったような気がした。