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AIに心奪はれ鬼は外

小山正見

先日感泣亭で、AI講座を行った。前回は初級だけだったが、今回は初級に加えて中級講座も行った。講師はI氏。第一線で活動中のプロのIT技術者だ。感泣亭のインターネット環境も彼のチームに支えられている。
前回の講座を受けて、ぼくも ChatGPTは使うようになった。一言で言えば「メッチャ便利」。調べものなどにも最適だ。対象について大まかな様子を即座に掴むことができる。
しかし、問題点もある。しょっちゅう嘘を吐くのだ。あたかも事実かのようにもっともらしい理由まで添えるから厄介だ。
「それは違うでしょう」
と返すと
「失礼しました。確認不足でした」
謝ってくる。
今回教えていただいたのは、Googleの NotebookLMである。これは、こちらが与えた資料の中だけで答えを出すAIだ。
そこで、考えた。過去に自分が書いたものを入れれば、それを要約することも可能だろう。
ぼくは、62歳からの12年間、江東区の俳句教育を推進する立場にあった。その間、各校の俳句教育を後押しするために俳句教育推進ニュースを発行し続けた。総計すると、優に300号を超える。これは、十分俳句教育のデータベースになり得るのではないか。
そのファイルを探した。数年分は見つけて、例のNotebookLMに放り込んだ。
そして、
「俳句教育の良さを極めて簡単に4項目箇条書きで教えて」
と聞いてみた。以下がその答えだ。

俳句教育の良さは主に以下の4点にまとめられます。

・どの子も短時間で達成感を味わえる 世界で最も短い詩であるため、自己表現が苦手な子も含め、誰でも短い 時間で作品を完成させる喜びを感じ られます。

・「よく見る」ことで発見する力が育 つ
対象を観察し、季語を探す過程を 通じて、日常の中にある小さな変化 や自然への気付き、発見する力が養 われます。

・言葉を吟味し、日本語の表現力が磨 かれる
限られた音数の中で言葉を削 ったり入れ替えたりする「推敲」を通じ、日本語の美しさや豊かな表現力を高められます。

・作品を読み合い、他者への共感力が 育つ
句会などで互いの句を鑑賞し、 良い所を認め合うことで、友達の視点を知り、相互理解や共感する心が 育まれます。

唸るしかない。