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季語梅雨寒

(つゆざむ)[夏]

梅雨のころ、雨が降り続いて肌寒く感じられること。

言い換え(傍題):梅雨の冷え

関連する言葉:五月寒

この季語の俳句フォト:3句

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俳句フォトエッセイ

梅雨寒や町になくてはならぬ店

ふと見ると家の近所のファミリーマートが閉まっている。一瞬、撤退したのかと思ったが、当然そんなわけはない。改装中で、7月の初めには開店するようだ。ファミリーマートになる前は、お洒落な雑貨屋だった。フライパンなどの調理器具がある一方で、部屋を飾る装飾品など品揃えも豊富だった。客も多かったようなのに突然閉店になった。その前は昔ながらの荒物屋だった。おそらく雑貨屋の父親がやっていたのだろう。所狭しと大工道具や箒などが並べられていた。店主の手には指がなかった。子どもの頃はわからなかったが、今考えると、戦争の犠牲者だったのかもしれない。そして今はコンビニというわけだ。

俳句フォトエッセイ

懐かしき友よりLINE梅雨の冷え

月に一度の三郷の日である。認知症を抱える年配の方々と一緒に俳句を作る。思い出を語っていただきながら、一つの作品を編んでいく。ぼくにとっては、いちばん緊張し、頭の回転を要求される時間だ。いつもは三郷の駅前のドトールでモーニングをとる。だが今日は、新松戸で一度降りた。ドトールの冷房の寒さが、どうにも耐えられそうになかったからだ。駅前でモーニングのできそうな店を探す。カーディガンを羽織ってはきたが、外の風は冷たい。目に入ったのはマクドナルドだった。「寒かったらどうしよう」そう思いながら、仕方なく入る。店内は暖かかった。ほっとした。席に着いた、その途端だった。LINEの着信が鳴った。

俳句フォトエッセイ

五月寒もーちゃん印のパルが行く

暑くなったり、寒くなったり。今日はオーバーを着込んでしまった。パルシステムの配達車はよく見かける。テレビでもコマーシャルをしている。「だってパルなんだもの」が決め台詞だ。パルシステムは、最も成功した生活協同組合の一つだと思う。首都圏を中心に170万世帯が利用しているという。今は認知症を患っている妻は、そのパルシステムに関わってきた。最後には、商品部長を務め、パルの雑誌「のんびる」の初代編集長だったのだから大したものだ。ぼくより十倍仕事ができたのは確かだ。パルは、弱小の生協が生協が合併を進め、首都圏コープ連合に発展したものだ。