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季語納涼

(のうりょう)[夏]

夏の暑さを避け、涼しさを楽しむこと。

この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

幽霊にまみえし納涼歌舞伎かな

都政新報8/18付「暮らしを楽しむ俳句フォト」44友人から誘いがあり、二つ返事で歌舞伎座に向かった。「牡丹灯籠」の一幕見だ。八月の歌舞伎座は納涼歌舞伎で怪談物がよくかかる。歌舞伎座は久しぶりだ。若い頃はよく観に行ったが、改築されてからは初めてかもしれない。改築前の一幕見は当日券のみで列に並ばなければならなかった。今は当日券もあるが、前日から予約ができるらしい。「牡丹灯籠」は、三遊亭圓朝の人情噺が元になっている。死んでも恋する女の執念と金や色に迷う人間の欲を描いた話だ。ぼくが観たのは、第二場。演じる役者は若手が中心だが、幸四郎が三遊亭圓朝など二役を演じている。

俳句フォトエッセイ

久々の八月納涼歌舞伎かな

「歌舞伎の一幕見を観に行きませんか」と誘いを受けた。出し物は「牡丹灯籠」だという。歌舞伎座の改築以来、一度も足を運んでいない。よく通ったのは20 年近くも前のことだ。一時は毎月のように見に行ったこともある。しかし、歌舞伎がわかっていたかというと、そうではない。踊りになると結構寝ていたことを思い出す。映画「国宝」のブームで歌舞伎座は大賑わいかと思ったが、予想外に空いていた。一幕見の天井桟敷にも空席が目立った。「牡丹灯籠」が、幽霊となっても恋を貫く話だと初めて知った。ぼくが観たのは第二場である。人間の欲がむき出しになる場面だ。女形の役者の所作に見惚れた。その途中、舞台いっぱいに雨が降り始めた。