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うどん

俳句フォトエッセイ

初秋の食欲不振にロースかつ

歌舞伎の「牡丹灯籠」を観たあと、千駄木に向かった。三遊亭圓朝ゆかりの全生庵で幽霊画展が開催されていると教えていただいたからだ。千駄木駅を降りて、腹が減っていることに気がついた。時計を見たら午後1時を過ぎている。「何を食べようか」蕎麦?うどん?食べる気がしない。パン類も嫌だ。中華も食指が動かない。腹が減っているのに食欲がないのだ。ところが1つだけ食欲をそそるものがある。それが「かつ」だ。とんかつならだいたいいつ食べても美味しく感じる。スマホでとんかつやを探した。「あった」駅から4、5分。とんかつ三矢である。かつは美味かった。ご飯も味噌汁もキャベツもお代わり自由。極細に切られたキャベツの味は抜群。

俳句フォトエッセイ

雷や讃岐うどんのずずずずず

最近、夕立が多い。昼間の気温が上がり過ぎるからだろうが、毎日のようにどこかで一雨降る。元住吉の駅を降りたら、土砂降りだった。雷鳴も遠くから聞こえる。「どうしよう」駅の売店の傘の値段を見たら700円だった。「それなら」駅前に新しくできた「ずずず」でうどんを食べて待とう。そのうちやむだろう。この店は数日前に開店したばかりだ。以前はここに「富士そば」があった。最近は「丸亀製麺」が各所にでき、お世話になっている。安上がりに一食済ませられるのはありがたい。食券の買い方に迷っていたら、年配の店員が一人、それとなく教えてくれる。それが適切で、差し出がましさもない。顔つきは柔和だ。