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デパート

俳句フォトエッセイ

母の日や母似の人と恋に落ち

私事で恐縮だが、私の妻になってくれた人は、背の高さも体型も母にそっくりだった。そのことに気がついたのは、結婚して何十年も経ってからだ。母とは、必ずしも仲が良かったとは言えなかったが、母への憧れが、いつの間にか身に宿っていたのだろう。気がつけば、母の日である。花屋に行くと、カーネーションの花束がきれいにラッピングされている。デパートの母の日フェアには若い男性の姿も目に入る。母の日は、母に感謝する日を作りたいと願ったアメリカ人女性アンナ・ジャービスの運動から生まれた。日本に伝わったのは、大正末期らしいが、当初からデパートの販促活動と結びついていたようだ。

俳句フォトエッセイ

駅前の音楽隊もクリスマス

俳句では「も」という助詞は嫌われる。「も」というのは書かれていない別のものもあるということだから、曖昧になったり、もしくは主役を奪われることもあるからだ。それは兎も角、この写真は東急線元住吉駅前にあるブレーメンの音楽隊の像である。西口のブレーメン商店街を象徴している。商店街のイルミネーションも輝き、街は既にクリスマスムードだ。クリスマスは、元々キリスト教の行事だけど、一部の信者さん以外、それを意識している人はほとんどいないだろう。日本の商売人は仕掛けがうまい。平賀源内の昔からそれは始まっている。ご存知「土用の鰻」。本当は鰻は冬場が食べどきだそうだ。従って、夏場は売れない。