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俳句結社

俳句フォトエッセイ

秋の声聞きつつ感泣亭句会

16日(水)は、久しぶりの感泣亭句会である。今年になって初めてだ。春夏秋冬、3ヶ月に一回ずつ行ってきたのだが、どういうわけか今年は予定が重なってしまったのだ。会場は、写真のスペース感泣亭であるが、このスペースができる前から感泣亭句会は出発している。父の書斎を会場にしたときもあるし、田園調布の喫茶店で行ったこともある。始まりは、恐らく2010年だった。ぼくが学校を退職した年だ。勤務が週4回になり、水曜日が休日になったことから会を第3水曜日に設定したのだ。当時、俳誌「梓」の編集長だった俳人の高橋博夫さんに毎回参加していただき、ご指導いただいた。

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大垣の向日葵太く逞しく

午前中「俳句で語る認知症の介護」の話をしたが、同じ場所で午後は俳句結社「拓」の納涼句会があった。俳誌『拓』はもうすぐ50号だという。大垣を訪れ、最初に西田拓郎先生(「拓」代表)に会ったのは、彼がまだ墨俣小学校の校長先生だった頃だ。次の春、定年退職した彼は名古屋芸術大学の教授に迎えられ、同時に俳句結社「拓」を結成した。今の時代、俳句結社を運営するのは、並大抵のことではない。新しく作るのは更に難しいだろう。それをやり遂げ、すでに5年である。しかも内容が年々充実している。その理由をこの日の句会で垣間見ることができたような気がした。それは、西田拓郎のリーダーシップと人間性である。

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まろやかに「拓(ひらく)」てふ名の新酒かな

今月も「拓」が届いた。「拓」は大垣の西田拓郎先生が主宰する俳句雑誌である。表紙が毎月変わり実に新鮮だ。その36号がこれ。なんと驚く「あらばしり」(新酒)である。西田拓郎先生の名前を知ったのは、15年以上前のことだ。『新学習指導要領対応たのしい俳句の授業』よくまとめられていて、共鳴するところが多かった。西田先生が校長をされていた大垣市立墨俣小学校に日本学校俳句研究会の仲間で押しかけたのは、まだコロナの最中だったと思う。退職された後、どうなさるのだろうかと思っていたら、名古屋芸術大学の教授に就任されると同時に「拓」が創刊された。俳句結社を作り、維持するのは並大抵ではない。そこに挑戦されたのだ。