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入道雲

俳句フォトエッセイ

立秋や入道雲の根を探す

今週の東京は比較的涼しかった。しかし、週末になって暑さがぶり返した。考えてみれば、もう立秋だ。鬼貫に《そよりともせいで秋たつ事かいの》の句があるように立秋と言っても、体感からすれば夏の盛りに近い。「なぜ夏の真っ最中なのに秋なのか」この問いに納得させられたのは次の説明である。「西洋では暑い時が夏、寒い時が冬と考えるが、東洋では一番暑い時が過ぎたら秋が始まると考えるんだ」なるほど、だから二十四節気「大暑」の次が「立秋」になっているのか。見上げると空には見事な入道雲が聳え立っている。これからが暑さの本番になるかのようだ。「しかし、待てよ」俳人の曽根新五郎さんに教えていただいたことを思い出した。

俳句フォトエッセイ

地下通路煌々として梅雨湿り

屋根を打つ雨の音で朝4時に目が覚めた。雨漏りがないか気になった。もう一度寝たら、寝過ごしてしまった。今日は、立川国際高校附属小学校に授業に行く。今年で4年目だ。この学校は面白い。4年前は、1年生しかいなかった。年に1学年ずつ増えていき、今年は4年生までが在籍している。慌てて家を出る。どうにか間に合いそうだ。活気のある2年生だった。60分で20句も30句も詠む子がいて舌を巻いた。理解力が半端ない。最後に一番気に入った俳句を選び清書するのだが、どの子も自分の力で選ぶことができる。これにも感心した。最近は、自分で「選ぶ」ことのできない子が増えている。