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国際交流センター

俳句フォトエッセイ

この奥は交流センター処暑の風

二十四節気にいう「処暑」まであと僅かである。今週は暑さは戻ってきたが、風には秋の気配が漂っている。このまま一直線で秋になるとは思えないが、昔の夏はこんな感じだったのかもしれない。写真は、国際交流センターの庭である。木が繁り緑に覆われている。ぼくが子供の時、この場所には法政大学のグラウンドがあった。ここで軟式の野球の試合をしたことが浮かぶ。といっても正式な野球のチームではない。近所の子供たちが勝手に集まって作ったチームだ。監督もコーチもいなかった。ぼくのポジションはキャッチャーだった。運動神経が良くないのに、ぼくは野球をするとかならずキャッチャーをやらされた。

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葉桜の下のもぐもぐタイムかな

妻のお世話になっているグループホームは、我が家から歩いて20分ほどの距離にある。入居してからもう5年に近くなる。通う道は、ほぼ決まっているので、国際交流センターの脇を通り、井田中の裏を行くルートだ。途中に生協のストアとセブンイレブンがある。どちらかの店で、妻の好物のプリンを買っていくのが、習慣になっている。今の時期は良いが、盛夏は暑すぎて辛い時もある。往復たった40分の距離が辛いとは笑止千万だが、途中の生協かコンビニの冷房に当たって一息入れることも多い。「自転車を買おう」と何度か考えたが、歩く方が運動になると考えてやめた。歩くと、植物がよく見える。今の時期は、躑躅だ。

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灯の点りやうやく秋のほのかかな

グループホームで妻と面会した帰り道。国際交流センターの庭に灯が点っていた。妻がグループホームにお世話になってまる四年だ。今年になってからは寝たきりの状態。ほとんど応答はない。しかし、今日は肩を揉んで「気持ちいい?」と声を掛けると僅かにうなづいた。ホームの職員の方が「今朝は食欲がありましたよ」とにっこりして話しかけてくれた。昨日は認知症の人と家族の会の小さな会合に参加した。この会を知ったのは2年ほど前、NHKのテレビ番組であった。すぐに連絡を取り会員になった。この「認知症の人と家族の会」は1980年に結成され、全国47都道府県に支部を持ち会員は1万1千人にのぼると言う。