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都立教育研究所

俳句フォトエッセイ

年輪を重ねて回る走馬灯

写真の中央は、高野榮一先生である。ぼくは、港区の笄小学校で出会った。社会科のエキスパートであるが、校長先生としてぼくは尊敬している。鷹揚に職員の活動を見てくださり、決断する時は断固としておられた。ご一緒したのはたった一年であるが、その後の付き合いは長い。校長先生方の会に呼んで下さったり写真展のご案内をくださったりした。今年も我が家に近い武蔵小杉でグループ展が行われたので、先生が当番の日を狙って出かけた。「今、おいくつですか?」と伺ったら「90だよ」顔の皺には人生の年輪が刻まれているが、とてもそのように見えない。ぼくより一回り上だ。

俳句フォトエッセイ

ITに頼る生活青葉寒

学生時代はもちろん、教職に就いた時にもまだワープロやコンピュータはなかった。学校の諸文書も学級通信も全て手書きだった。その生活にコンピュータが入り込んで来たのは、30代の半ばである。東芝のルポというワープロが話題になった。確か100万円近くしたと思う。そのうち、富士通からオアシスのラップトップのワープロが発売になった。これが何と22万円。圧倒的な安さだった。しかし、画面は液晶でたった8文字。ぼくが購入したのは、日立のワープロだった。確か、画面で7、8行は確認できたと思う。起動するには、5インチのフロッピーディスクを2枚入れて、機械が読み込みまでしばらく待つ。

俳句フォトエッセイ

ゴルフする残る暑さを友として

ゴルフの打ちっぱなし練習場である。この暑さ、蒸し暑さなのにいっぱいである、ぼくもゴルフ練習場に通ったことがあった。40年近く前の話だ。ゴルフというのは、確かにハマるゲームだ。クラブに球が当たり、スコーンと飛んだ時の爽快感は忘れられない。その上、バンカーショットやパターなど小技が必要となる。単純そうだけど結構複雑なゲームだ。何回かグリーンに出たことがある。広い緑を独り占めする優越感も計り知れない。金持ちのゲームと揶揄しながらも惹かれてしまう(笑)。出会ったのは都立教育研究所に1年間だけ研究生として通った時期だ。隣の研究室のNたちと仲良くなった。誘われてグリーンに出たというのがきっかけである。