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iPhone

俳句フォトエッセイ

春なれば嬉し新しキーボード

昨日と同じ写真である。AppleのiPadである。購入したのは、この4月。これまで使っていたiPad Proの動きがおかしくなってきたからである。もう10年近く使ってきたから仕方がない。ぼくは、このiPadのお陰で家から離れた場所で仕事をすることが可能になった。そういう意味では、恩人のようなものだ。新しいiPadを買おうか買うまいか、一瞬迷った。というのは、最近iPhoneでも十分文章を打つことができると分かったからである。フリック入力を使えば、電車の中でも公園のベンチでも文章を打つことができる。電車に乗っている間に、時にはエッセイの一つぐらい書けてしまう。

俳句フォトエッセイ

誘惑に心の揺らぐ九月かな

九月は、毎年新型のiPhoneが発売される月だ。ぼくがiPhoneに最初に出会ったのは、2010年の3月20日である。その年ぼくは38年間の教師生活にピリウドを打つ。卒業式が5日後に迫っていた。にも関わらず卒業式の式辞をほっぽり出して、iPhoneにうつつを抜かしていた。「こんなものでなにができるか」と半信半疑だったが、「フォト一句」というアプリを見つけて「コレは楽しめそうだ」と思った。それでも最初のうちは、電話とメールにおまけのオモチャが付いている感じだったが、どんどん高性能になっていった。今では、銀行のお金の出し入れも、Suicaの機能もiPhoneに頼っている。

俳句フォトエッセイ

四月馬鹿此奴一つがあれば良し

一ヶ月前倒しの「四月馬鹿」である。「四月馬鹿」は「万愚説」とも言う。春の季語である。ぼくの持っているスマートフォンは最新鋭のiPhone16Proだ。ケースは新進気鋭のイラストレーター佐山愛の手による。ちょっとした自慢だ。このiPhoneは写真の人物を消す事もできる。フェイク画像すら簡単にできてしまいそうだ。おそらく50年前の世界最高級のコンピュータの機能を遥かに上回るだろう。電話だけでなく、財布にもなるし、地図にもなる。辞書も入っている。ビデオを見たり、音楽を聴いたりもできる。何でもござれだ。この俳句フォトもiPhone一つで作成している。パソコンもタブレットも要らない。