【大好評】「咲満ちて小山正見の俳句フォト カルタ」販売中!

旧友の顔を探しに盆踊

小山正見

八名川連合町会の主催する恒例の盆踊りだ。7月31日から8月2日まで。
その最終日。打上げ近くになってお邪魔した。ぼくにとっては15年ぶりのことだ。
実は近くの芭蕉記念館で「親子俳句教室」のイベントがあった。
この日は、学校俳句研究会の仲間が10人も参加して、みんなで俳句作りを楽しんだ。大変好評だった。
「先生方のサポートのおかげで、子どもも気負うことなく素直に表現できて良かった」という感想も。
夜はナイトミュージアムというイベントがあり、普段は入れない芭蕉展望公園に向かった。隅田川を向いてライトアップされている芭蕉像をしげしげと眺めた。
八名川小学校に赴任した20年前の盆踊り。踊る子どもの数が少なかった。
そこで、次の年町会にお願いして、盆踊りの練習会を体育館で実施してもらった。それも2回もだ!
たくさんの子どもが参加した。
これで子どもが大勢盆踊りに加わって、地域の人たちに喜んでいただけるとぼくは確信した。
ところが、蓋を開けると全くそうならなかった。(苦笑)
そう単純ではないのだ。
昨晩の盆踊りは違っていた。大勢の子どもたちが盆踊りの輪の中にいた。
昔のPT Aの役員の方々が、今は町会の幹部になって雛壇に並んでいた。
懐かしい方々に会い、話を交わすことができた。
八名川の町は益々発展していた。フィナーレの曲ダンシングヒーローに子どもたちの声もこだましていた。