【初心者歓迎】俳句フォトの会 会員申込はこちら

梅雨明けて我が家に残る七不思議

小山正見

土曜日に我が家「感泣亭」で「言葉の部屋」が行われていた。「言葉の部屋」は詩人の服部剛さんの主宰する詩の教室である。いつもは僕も仲間入りするのだが、この日は外せない用事があり、欠席した。
始まる時刻に服部さんから連絡があった。
「電灯が点かない。冷房もダメ」
というのだ。
「どうしてだろう」
前日の大雨が原因かもしれない。漏電したのかと心配になった。
慌ててお世話になっている近所の電気屋さんに連絡した。すぐ飛んできて調べてくれた。
漏電ブレーカーが落ちただけのことで、すぐに復旧できた。
ぼくは、漏電ブレーカーのあることも、その位置もすっかり忘れていた。
我が家にはぼくの知らないことがあると思い知らされた。
その翌日には工務店の人が見えた。トイレの改造を計画していたからだ。
「排水枡はどこですか」
調査が始まった。
普段は気にも留めないところに排水枡はあった。こんな構造になっているのか。不思議な気分だった。
天井裏も見たいという。いったいどこから天井裏に登れるのか。
「あ、ここですね」
思いもよらぬ場所に天井裏への登り口が見つかった。
床下への侵入口も当然あるようだ。
自分の住んでいる家なのに、知らないことばかりだ。そう思うと、我が家にはまだまだ不思議が残っている。