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梅雨のあいだにのぞく、束の間の晴れ間。

季語梅雨晴間

(つゆはれま)[夏]

梅雨のあいだにのぞく、束の間の晴れ間。

言い換え(傍題):梅雨晴

この季語の俳句フォト:6句

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俳句フォトエッセイ

街なかに本物の森梅雨晴間

大手町は、丸の内線や東西線など5路線の地下鉄が乗り入れ、地下の通路は迷路のように入り組んでいる。その間に飲食店が軒を連ねている。歩いていると自分がどこにいるのかわからなくなるほどだ。今日は梅雨の晴れ間だ。太陽を仰ぎたくなって地上に出たら、なんと森があった。「大手町の森」と洒落た看板がある。単なる緑地ではない。。草が生い茂り、木々が鬱蒼と茂る本物の森だ。この森ができたのは、2013年だという。地上38階建の大手町タワーの敷地の3分の1に当たる3600㎡を森にしようと計画された。

俳句フォトエッセイ

梅雨晴の狭ひながらも露天風呂

【銭湯紀行】その13学芸大学ぽかぽかランド鷹番の湯学芸大学は、ぼくの帽子を作ってくれる帽子屋さん「Virlidian」があるところだ。この日は風呂に入るために降りたのだが、ここが「鷹番」であることに改めて気がついた。鷹番には、戦前に母が住んでいた家があった。ぼくは、一度だけ母に連れられてその場所に行ったことがある。この日、ぼくは母と行ったであろう道を辿ってみた。記憶の中では、緩やかな坂の途中にあったはずだが、行ってみると坂そのものがなかった。すでに婚約をしていた母を奪い取った正孝は、母とこの道を幾度となく歩いたことであろう。母は親の怒りを買い、ある時は家の奥の部屋に閉じ込められたと書いている。

俳句フォトエッセイ

昼食は沼津たばちゃん梅雨晴間

沼津にある加藤学園に年に数回お邪魔している。高校2年生に俳句を教えるためだ。授業は午後なのだが、午前中から出かけるようにしている。沼津港だとか、御用邸だとか見所が結構あるからだ。三島のスカイウォークから絶景の富士を眺めたこともあった。この日は久しぶりに沼津漁港に行くつもりだったが、新幹線の中で突然津波警報が鳴った。ミンダナオ沖で大地震が起きたらしい。海に行くのは諦めて、沼津駅周辺で過ごした。駅前の仲見世通りが、半分シャッター街になりかけているように感じる。いかにもおばちゃん仕様の婦人服の店がやたらと多い。不釣り合いなキン肉マンの巨大な店舗がある。歩いている人はぼくの住む元住吉よりずっと少ない。

俳句フォトエッセイ

梅雨晴れ間縄文人にまみえたり

上野駅で降り、上野公園への階段を上る。かつてこの場所には、似顔絵描きのキャンバスが並んでいた。テレフォンカードを売り買いする外国人がいたこともある。今は静かだ。広場に向かう桜並木はすっかり葉桜になっている。公園の広場では、フィリピンエキスポ2025というイベントが行われていた。屋台が並び、5人組の女の子のグループが舞台でマイクを握っている。しかし、それを見に来たわけではない。国立科学博物館(科博)の「古代DNA-日本人のきた道-」と題する特別展が目的である。科博に勤めている友人に招待券をいただいている。見逃す手はない。

俳句フォトエッセイ

点数など関係なくて梅雨晴間

俳句の授業は点数に関係がないからいい。楽しくできる。しかし、今でも「学力テスト」が幅を利かせているらしい。「都の平均や区の平均と比べて我が校は・・・」と学校だよりに書いている学校は多い。学校の立場としては分かるし、私も同じ穴のムジナだ。しかし、くだらないことこの上ない。学力検査の平均点に一番影響を及ぼすのは、極端に点数が取れない児童の数の多寡だ。仮に平均点を80点としよう。80点の子がどんなに頑張っても上幅は20点しかない。それに勉強というものは、大筋できればいい。99点を100点にする努力をするなら、自分の好きなことをさせた方がずっと成長につながる。

俳句フォトエッセイ

手を振つてくれる子のいて梅雨晴れ間

葛飾区立こすげ小学校に来ている。不釣り合いな巨大な体育館は、私が赴任した26年前から同じ場所に鎮座している。数年前からこすげ小学校の全学年で俳句の授業をしている。校庭を歩いていたら何人もの子が「小山先生!」と手を振ってくれた。一年に一度しかか会わないのに憶えていてくれるとは嬉しい。色々なことを思い出した。休み時間寄せ集めて「30分休み」を作った。子どもは遊ぶのが大事だ。せめて30分ないと存分には遊べないだろう。体育館の裏の空き地をハーブ園にした。事務の先生がやりたいというので、夏休みに作業した。瓦礫を取り除くのに苦労した。PTA会長の内藤さんが耕運機を手配してくれた。