俳句フォトエッセイ2026.08.08街なかに本物の森梅雨晴間小山正見大手町は、丸の内線や東西線など5路線の地下鉄が乗り入れ、地下の通路は迷路のように入り組んでいる。その間に飲食店が軒を連ねている。歩いていると自分がどこにいるのかわからなくなるほどだ。今日は梅雨の晴れ間だ。太陽を仰ぎたくなって地上に出たら、なんと森があった。「大手町の森」と洒落た看板がある。単なる緑地ではない。。草が生い茂り、木々が鬱蒼と茂る本物の森だ。この森ができたのは、2013年だという。地上38階建の大手町タワーの敷地の3分の1に当たる3600㎡を森にしようと計画された。あらかじめ、房総半島の山林で3年にわたって施工方法などを実験し、育成した木々を移植したというから、その力の入れようがわかる。結果は着実に出ている。今では、200種以上の植物が育ち、多くの鳥や昆虫が行き来している。時には、鷹やハヤブサなどの野鳥が訪れ、タヌキも顔を見せるというから驚きである。木漏れ日のベンチに座ると心地よい風が頬を通り過ぎていく。都心にいてこんな気分を味わえるとは思わなかった。何だか得した気分になった。都政新報7/7付 「暮らしを楽しむ俳句フォト」39
大手町は、丸の内線や東西線など5路線の地下鉄が乗り入れ、地下の通路は迷路のように入り組んでいる。その間に飲食店が軒を連ねている。歩いていると自分がどこにいるのかわからなくなるほどだ。
今日は梅雨の晴れ間だ。太陽を仰ぎたくなって地上に出たら、なんと森があった。
「大手町の森」と洒落た看板がある。単なる緑地ではない。。草が生い茂り、木々が鬱蒼と茂る本物の森だ。
この森ができたのは、2013年だという。地上38階建の大手町タワーの敷地の3分の1に当たる3600㎡を森にしようと計画された。あらかじめ、房総半島の山林で3年にわたって施工方法などを実験し、育成した木々を移植したというから、その力の入れようがわかる。
結果は着実に出ている。今では、200種以上の植物が育ち、多くの鳥や昆虫が行き来している。時には、鷹やハヤブサなどの野鳥が訪れ、タヌキも顔を見せるというから驚きである。
木漏れ日のベンチに座ると心地よい風が頬を通り過ぎていく。都心にいてこんな気分を味わえるとは思わなかった。
何だか得した気分になった。
都政新報7/7付 「暮らしを楽しむ俳句フォト」39