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季語紫陽花

(あじさい)[夏]

梅雨のころ、毬のように丸く咲く花。色が移ろうことから七変化ともいう。

言い換え(傍題):七変化

この季語の俳句フォト:8句

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俳句フォトエッセイ

紫陽花を門柱として山の寺

恒例の鎌倉吟行である。台風が接近しているとあり、実施できるのか多少の心配はあったが、とにかく鎌倉に向かう。8時からはサッカーW杯日本・スエーデン戦がテレビである。電車の中でスマホで観戦。同じ格好で見入っている人もいる。台風のせいか、鎌倉駅前もいつものような人出ではない。運よく雨も止んだ。今日の目的地の一つは妙法寺である。日蓮が鎌倉で布教を始めた草庵があることで有名だ。お寺は、緑の山に隠れんばかりだ。山々を借景として夏の寺入口で拝観料を払うと線香を一本渡された。線香を立てて合掌蓮の花境内にはさまざまな花が咲き乱れている。ここも花の寺なのだ。

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紫陽花に頬を寄せたる写真かな

梅雨時の花と言えば誰もが紫陽花をあげるだろう。東急線多摩川駅から近い多摩川台公園に足を運んだ。ここは、斜面が紫陽花苑になっている。薄日の差す梅雨の晴れ間だった。予想以上の人出である。多いのは、やはり西洋紫陽花だ。青や赤の手毬のような花が微かに揺れている。しかし、日本古来の額紫陽花も負けていない。かつては、白と青の地味な色の取り合わせがほとんどだったが、最近は色鮮やかなものが増えた。品種改良のおかげだろう。目を見張ったのは額が薄くピンクで彩られた紫陽花だった。真ん中の蕾のような花が宝石のように輝いている。

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六月のモチーフとして七変化

場所は、多摩川台公園である。東急線多摩川駅からすぐである。先日はここで会津ワイヤー会の俳句フォトの会を行った。古墳が残されていることでも有名である。立派な古墳展示室もある。松の林の向こうに多摩川の流れが見え、なかなかの散歩コースである。この公園の登り口が紫陽花園になっている。今が見頃とあってけっこうな人出だ。キャンバスを立て、スケッチをしているかと思うと、浴衣のモデルさんを囲んでの撮影会も行われていた。紫陽花は、それほど「絵になる」ということだろう。6月の日本を代表する花と言えば、誰だって「紫陽花」と答えるに違いない。今では、種類も豊富だ。新しい品種も増えている。

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始まりも終わりも緑七変化

我が家の紫陽花は頭をちょん切ってしまった。もし、花をつけたままにしておいたら、写真のような緑に戻るのであろうか。紫陽花の花は実は花弁ではなく萼であり散らないと以前に書いた。次第に鈍色になり、色を失っていく。そのことは、よく観察し認識していた。しかし、この枯れた紫陽花の色は何となく咲き始めの紫陽花に似てはいないだろうか。紫陽花の異名に「七変化」がある。紫陽花は土壌の性質によって色が変わる。確か、酸性だと青になり、アルカリ性だと赤になるはずだ。「七変化」とはこの色の変化を指すものとばかり思っていた。がそればかりではない。薄緑の「花」に色がつき、そしてまた緑に戻る。その過程も「七変化」なのだ。

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紫陽花の断首の時の近づけり

まだまだ梅雨は続いているのに、紫陽花が枯れ始めている。これも地球温暖化、酷暑の影響である。紫陽花は、気温が一定以上になると枯れるらしい。先週一週間の暑さのせいに違いない。すっかり生気が失くなってきた。紫陽花は水を好む花だ。鉢植えの紫陽花に二日間水をあげなかったら、すっかり萎れてしまった。慌ててたっぶりの水で植木鉢を満たしら、次の日には復活したので、胸を撫でおろしたが、油断禁物だ。植物に詳しいAさんに「そろそろ花を切った方がいいわね。そうしたら来年も大きく咲くから」と言われた。どこを切れば良いかの図まで丁寧に書いて教えてくださった。首を切るのは忍びないが「泣いて馬謖を切る」しかない。

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名物の紫陽花通りとなりにけり

八名川小学校の裏手である。見事な紫陽花だ。これは、中村友子さんを中心とした八名川小学校の「花の会」の皆さんの15年に渡る努力の結晶だ。学校の校門にも、目の前にある八名川公園にも紫陽花が美しく花をつけている。八名川公園は、花の会の皆さんが守備範囲を広げた結果だ。6月の半ばには校庭にある枇杷の実を収穫してジャムを作るらしい。ぼくが八名川小学校に赴任したのは、今から21年前である。そして、6年間在職した。思い起こすと、この間に色々な事業に取り組んだ。

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紫陽花の姿そのまま枯れにけり

いよいよ梅雨に突入した。天気予報は曇りだったが朝から雨になり、関東の梅雨入り宣言がでたということだろう。紫陽花は梅雨の時期の日本を代表する花だ。イラストだと紫陽花にかたつむりが定番だ。しかし、実際にはかたつむりは紫陽花の葉に毒があることを知っており決して食べないそうだ。それにしても、紫陽花の種類は多い。少なくても三千種以上あると言う。先日親しい友人から珍しい紫陽花を頂いた。名前は「マジカルレボリューション」と言うのだそうだ。正に革命的な美しさだ。この「マジカル」シリーズだけでも色々種類があるらしい。

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この道を抜ければ紫陽花祭りかな

天気予報は雨だったのに、午前中は太陽すら出ていた。私は一昨年退職するまで江東区に二十五年も務めていたのに、紫陽花祭りの会場の亀戸中央公園に行ったことは一度もなかった。広大な公園だ。紫陽花は一体何処に咲いているのかと思った。祭りの会場を探しながら気持の良い緑の道を歩いた。水辺には見事な紫陽花が山のように花開いていた。俳句フォトのイベントは、何回も経験を重ねている。やり方も大体会得してきた。しかし、今回の紫陽花祭りでのイベントは、初めての野外開催である。電源すらない。その中でどう成功させるのか。スタッフと何回も検討を重ねた。その結果たどり着いたのがLINEのオープンチャットを使うという方法だった。