くちなしや今では指輪も回るほど
年配の方は、ご存知だろう。渡哲也が歌い、大ヒットした「くちなしの花」である。1974年というから今から50年以上前である。俳句の授業で「くちなし」を取り上げた時、この歌を紹介したらキョトンとされた。ぼく自身、あ…
俳句フォトエッセイ年配の方は、ご存知だろう。渡哲也が歌い、大ヒットした「くちなしの花」である。1974年というから今から50年以上前である。俳句の授業で「くちなし」を取り上げた時、この歌を紹介したらキョトンとされた。ぼく自身、あ…
俳句フォトエッセイこの本の著者は、金田一秀穂である。ご存知のように秀穂は、金田一京助、金田一春彦と三代続く言語学者の三代目に当たる。ぼくは、秀穂と一度だけ顔を合わせたことがある。おーいお茶新俳句大賞の表彰式・祝賀会の席上であった。祖父の金田一京助のアカデミズムと比べると、秀穂の言説はずい分カジュアルであるが、興味深い視点を与えてくれる。この本は、「汚い」日本語講座と題される新潮新書の一冊。発行は、2008年だ。本棚から取り出し、ページを繰ってみる。「汚い」とは何か?を彼は研究室の学生と一緒に探求していく。最初は「汚い」には順序があることを取り上げている。人間の体から排出されるものはだいたい汚い。
俳句フォトエッセイ今日は一転して雨模様だが、昨日は雲一つない青空に桜が映えていた。花冷えのおかげで、桜の花の命はわずかに延びているようだ。それにしても、田園調布駅前の桜は勢いが良い。すでに枝の最上部まで花開いている。上野公園の桜では、そのボリュームが20年前と比べると30パーセントから40パーセントも減っているというが、確かに昔の桜はどこでも視界を埋め尽くすほどの花に満ちていた気がする。ご存知のように、ソメイヨシノはクローンである。自然の山桜よりずっと短命だ。弘前城の桜はりんご栽培の技術を使い、剪定を適切にすることで、桜の寿命を延ばしている。しかし、それも時間の問題だろう。