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難しい

俳句フォトエッセイ

人類は何処より来し立葵

立葵と人類がどう結びつくのか、頭の中の回路を説明することは難しい。しかし、ざっと説明すると次のようになる。早咲きの立葵→地球温暖化→気候変動→人類は気候変動を潜り抜けて来た真ん中が全て吹っ飛んでぼくの頭の中で人類と立葵がドッキングしたということだ。最近人類の歴史に関する動画をよく見る。驚いたのは、人類がネアンデルタール人やデニソア人と交配していたことだ。その証拠に現人類のDNAには2%から4%の彼らの遺伝子が見出せるとしている。彼らは滅びたのではなく、我々の中に吸収されたという。これは従来の学説と大幅に異なる。

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菖蒲湯の長閑句会の帰り道

【銭湯紀行】その9武蔵小杉今井湯連休の真っ最中の句会だ。名前は「椿句会」という。もう3年も前になるが、中心になっていたNさんに「指導」を頼まれた。それまで、椿句会を指導されていたK先生が、ご高齢で参加が難しくなったためだ。ちょうど江東区を退職したばかりで、時間のゆとりもあった。参加者が10人に満たない小さな句会だが、メンバーが少しずつ入れ替わりながら続いている。Nさんは、椿句会の伝統をしきりに口にされていた。確かに、今回で641回である。月に一回の句会ならば53年余ということになる。今から53年前と言えば1973年だ。ぼくが教職についた頃である。どのような方が始められたのか想像するしかない。

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東京を一気に埋める桜かな

東京の開花は3月19日だった。それから10日ほど、今や桜は満開である。東京の桜の名所は至る所にある。上野公園はもちろん、千鳥ヶ淵の桜も見事だ。目黒川の夜桜は幻想的とも思える。しかし、いかんせん人が多すぎる。ござを敷いての花見など叶うべくもなく、立ち止まることすら難しい場所もあ。昔、日本の桜は山桜だった。種類も多く、咲く期間も幅があったが、それを劇的に変えたのがソメイヨシノである。染井村(現北区駒込周辺)で作られたというこの品種は接ぎ木や挿し木によって増える。つまり、皆同じ一つの命なのである。ソメイヨシノは日本人の桜のイメージにぴったりだった。