俳句フォトエッセイ2025.05.27小満の朝定食は松屋かな小山正見「小満」は二十四節気の一つで、今の暦では五月二十日頃に当たる。草木が育ち、天地に満ち始めるという意味だ。吉野家の牛丼を最初に食べたのはいつだったか?すっかり忘れてしまったが、当時から松屋は吉野家の競争相手だったと思う。松屋で美味いと思ったのはカレーライスだ。330円(当時)でこんな美味いカレーが食べられるのかと感動した。確か上野の不忍通り沿いの店だった。松屋も吉野家も今はどこの街にもある。牛丼は、今や国民食だ。吉野家が牛丼に徹している(かのように見える)のに対して、松屋は焼肉定食などメニューが豊富な印象がある。以前は店がカウンター方式になっていて食事が提供されたが、今は自動販売機で食券を買い、セルフで上げ下げをするのが主流だ。その代わり、テーブル席が増えた。これは人件費を徹底的に削減するためと女性客を増やすのが狙いなのではないか。先日、朝飯を食べるために松屋に入った。厨房にいるのは女の人が一人だけ。午前8時台なのに、食券は既に126番だった。(24時間営業だから、いつ切り替えるのだろう)朝定食はご飯に味噌汁、目玉焼きにウインナーが添えられている。野菜サラダもちょっぴり。納豆も漬物もある。昔は生卵が定番だったが、目玉焼きの方が食べやすい。しかも見事な半熟だ。僅か3枚だか、焼き海苔もついてくる。これで530円だ。食事としては喫茶店のモーニングより充実しているのではないか。問題点はコーヒーがつかないこと、そして長い間居座って仕事場代わりに使えないことだ。今度は吉野家やすきやの朝定食も試してみようか。
「小満」は二十四節気の一つで、今の暦では五月二十日頃に当たる。草木が育ち、天地に満ち始めるという意味だ。
吉野家の牛丼を最初に食べたのはいつだったか?すっかり忘れてしまったが、当時から松屋は吉野家の競争相手だったと思う。
松屋で美味いと思ったのはカレーライスだ。330円(当時)でこんな美味いカレーが食べられるのかと感動した。確か上野の不忍通り沿いの店だった。松屋も吉野家も今はどこの街にもある。牛丼は、今や国民食だ。
吉野家が牛丼に徹している(かのように見える)のに対して、松屋は焼肉定食などメニューが豊富な印象がある。
以前は店がカウンター方式になっていて食事が提供されたが、今は自動販売機で食券を買い、セルフで上げ下げをするのが主流だ。その代わり、テーブル席が増えた。これは人件費を徹底的に削減するためと女性客を増やすのが狙いなのではないか。
先日、朝飯を食べるために松屋に入った。厨房にいるのは女の人が一人だけ。
午前8時台なのに、食券は既に126番だった。(24時間営業だから、いつ切り替えるのだろう)
朝定食はご飯に味噌汁、目玉焼きにウインナーが添えられている。野菜サラダもちょっぴり。納豆も漬物もある。昔は生卵が定番だったが、目玉焼きの方が食べやすい。しかも見事な半熟だ。僅か3枚だか、焼き海苔もついてくる。これで530円だ。
食事としては喫茶店のモーニングより充実しているのではないか。
問題点はコーヒーがつかないこと、そして長い間居座って仕事場代わりに使えないことだ。
今度は吉野家やすきやの朝定食も試してみようか。